比企青年会議所は、1981年に「英知」と「勇気」と「情熱」をもった青年達により設立されました。以来、先輩諸兄の気概と覚悟のもと、想いが受け継がれ、本年度、創立35周年という節目の年を迎えるに至りました。
まず、先輩諸兄の気概と覚悟のもと、現在の青年会議所があることを、我々は心に刻み、忘れてはなりません。そして、その「想い」を胸に、私たちの理想である「明るい豊かな社会の実現」という発想の原点を見つめなおすことが比企青年会議所の「新たな価値」を生み出す一歩になるのです。
【創立35周年 ~比企の未来(あした)を発信する時~】
本年は、創立35周年の記念すべき年であり、公益社団法人としての新たな歩みが始まる年でもあります。この節目の年となる本年、我々は、今一度、このまちにおける我々自身の立ち位置や運営方法について考えると共に、この地域に真に必要な団体となるべく積極的な変化に挑戦してまいります。
メンバー全員が創立時からの「熱い想い」をもう一度再認識し、新たな一歩を踏み出すために、比企青年会議所の中期的な活動のビジョンとなる「理想的な比企のための5カ年計画」を打ち立て、「35周年記念式典」、「記念事業」を通して、その活動のビジョンを比企地域に発信してまいります。
新たな活動のビジョン策定にあたってのテーマは、「イノベーション」です。
我々の活動の可能性、そして何よりも我々の「進取の気概」を比企地域に発信するために、35周年実行委員長として「記念式典」、「記念事業」をLOMメンバー全員で一丸となって創り上げてまいります。
【理想のまちづくりを目指して】
まちづくり団体として35周年を迎える団体として、我々の今後の活動の方向性を示すべく、我がまち比企の中期的な活動のビジョンとして「理想的な比企のための5カ年計画」を策定いたします。
統一された意識のもとに事業を展開していくことが、メンバーや住人の意識変革を生み、比企の地域性を磨き輝かせる大きな原動力となるはずです。
この計画は、LOMメンバー一人ひとりが統一された意識のもとで、継続的な活動をしていくためのビジョンを示すものであり、今年で4年目を迎える他団体との協働事業も含め、我々の活動の可能性を大いに拡げ、発展的な方向へと導くためのものでなくてはなりません。
この計画策定におけるテーマは、比企地域におけるまちづくりの「イノベーション」を創造することです。創始の精神に立ち返り、LOM設立時の先輩たちがそうであったように今一度、大きな視点を持ち、我々の活動の裾野を広げることで、硬直化した事業内容からの脱却を目指します。
この比企の地域性を磨き輝かせるために新たな歩みのプランを全力で創りあげてまいります。
【全員参加で挑む仲間づくり】
比企青年会議所は、ここ数年で経験豊富な多くのメンバーが卒業を迎え、メンバー数の減少が深刻な問題となっています。
本年度は、活動エリアの広い比企青年会議所ならではの拡大体制を整えるべく、「地区担当制」を設けることで全メンバー参加型の拡大活動を導きます。
拡大活動に重要なのは、「LOMのため」だけではなく、「新たな仲間たちのため」に行う拡大活動であるということです。そして、新たな仲間たちが入会後に「参加することが楽しく、わくわくする」LOMであることが重要です。
そして、このことこそが志を同じくする仲間を増やす第一歩なのです。
2015年度も引き続き、新たな仲間の増員が急務となります。この記念すべき節目の年に、比企青年会議所という組織の活性化を図れるようLOMメンバー全員と「進取の気概」を持って、全力で拡大事業を展開していきます。
比企の明るい未来(あした)のために、新たな可能性と出会いを求めて。